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LCH カラー

LCHカラーについて

LCHカラーは、明度 (Lightness)、彩度 (Chroma)、色相 (Hue) の3つの成分で色を表すカラースペースです。Labカラーと同じ知覚ベースの考え方を使いながら、色味を彩度と角度で表すため、色の強さや色相を分けて調整しやすい表現です。

成分意味値の例
L: 明度 (Lightness)色の明るさを表します。0% は黒、100% は白です。60%
C: 彩度 (Chroma)色の強さを表します。0 は無彩色で、値が大きいほど鮮やかな色になります。80
H: 色相 (Hue)色味を角度で表します。90deg

例えば、赤などの主要な色は以下のように表せます。

LCH表記RGB表記
lch(54.29% 106.8372 40.86deg)rgb(255 0 0)
lch(46.28% 67.9842 134.38deg)rgb(0 128 0)
ライムlch(87.82% 113.3315 134.38deg)rgb(0 255 0)
lch(29.57% 131.2014 301.36deg)rgb(0 0 255)
lch(100% 0 0deg)rgb(255 255 255)
lch(0% 0 0deg)rgb(0 0 0)

透明度を含める場合は、アルファ値を追加します。例えば、半透明の赤は lch(54.29% 106.8372 40.86deg / 0.5) のように表せます。

明度・彩度・色相の扱い

明度は 0% から 100% の範囲で扱います。0% 未満の明度は 0%、100% を超える明度は 100% に収まるように扱います。

彩度は 0 以上の値として扱います。負の彩度を指定した場合は 0 として扱います。彩度が 0 の場合は無彩色になり、色相は 0deg として扱います。

色相は角度として扱い、360deg を超える値や負の値は 0deg から 360deg の範囲に正規化します。例えば、lch(54.29% 106.8372 400.86deg)lch(54.29% 106.8372 40.86deg) と同じ色として扱います。

LCHとLabの違い

Labab の直交座標で色を表します。一方、LCHは色味を彩度 (Chroma) と色相 (Hue) に変換して表します。そのため、同じ明るさのまま彩度や色相を調整したい場合は、LCHの方が直感的に扱いやすいことがあります。